<ママ 松尾芭蕉が忍者だったらしいよ> と子供が話しかけてきた。 <エッ あの坊さんが?> <そう!46歳で旅に出て、情報をとって幕府に伝えていたらしいよ> 松尾芭蕉なんて学校の教材で<奥の細道>や<俳句>などで勉強した時以来である。 チョッと面白そうだからネットで調べてみた。 忍者に関しての話は数多く載っていた。 そこに書いてあったのは、 松尾芭蕉は伊賀上野出身であったこと、 また江戸から東北、北陸地方を太平洋沿岸から日本海沿岸にかけて、道の悪さもありながら、1日13里(48キロ)歩いて150日間で約600里(2400キロ)を踏破している事。(奥の細道) それからいろいろ読んでいると、どうも芭蕉は水戸黄門に呼ばれて 黄門様: 芭蕉よ、そちを呼んだのは他でもない、隠密に調べてもらいたいことがあるのじゃ! 芭蕉: ははぁ~ なんなりと申しつけ下さいませ。 黄門様: 伊達藩には、江戸幕府に対する反乱を企てているような動きがあるように見受けられる、そこで、お主に情報収集をしてもらいたいのじゃ! とまあこんな風に話したかどうかはしらないが、全国の大名の動きの状況を忍者によって、情報収集していた事は,他の本でも読んだことがある。 悪路を1日48キロも歩くのはとても健脚でないと歩ける距離では無い。 そして、ただの漫遊ならあわててとてつもないスピードで歩く必要もない。 決定的な事実は、芭蕉が大阪で食中毒にかかり死去した時、その遺品から、手裏剣と忍者刀が見つかったと書いてあった。 子供<芭蕉に男が{弟子にしてくれ}と頼んだら、では{足の三里を見せよ、}て言って、その足にお灸の痕が無いから、{お前はダメだ、私について歩いては来られない}て、言うたんやて!> 私、<エッ なんで足三里なの?> 子供<足三里には、足のツボがあるから、歩きこなしている人間はそのツボにお灸の痕がのこっているそうな> 久しぶりに親子の会話をした。
by kurorin77
| 2007-04-05 23:38
| ウンチク
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